Medical Diet Program — よしもと内科クリニック
医師管理下で、安全に
体質改善を目指す。
「ただ痩せる」ではなく、代謝を整え、将来の生活習慣病リスクを本気で減らすための医療的アプローチ。
Program purpose
なぜ「メディカルダイエット」が必要なのか
何度ダイエットに挑戦しても続かない——その背景には、意志の力だけでは乗り越えにくい代謝・ホルモンの問題が潜んでいることがあります。
本プログラムは、肥満や耐糖能異常(糖尿病予備群)を背景に持つ方に向けて、内分泌専門医の管理のもと、科学的根拠に基づいたアプローチで体質改善をサポートする自由診療プログラムです。肥満・代謝の改善はあくまで食事療法・運動療法が基本であり、薬剤はそれらを十分に行っても効果が不十分な場合の補助と位置づけています。
GLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)とは
体内のホルモンに働きかけ、食欲を穏やかに抑えたり血糖上昇を緩やかにする薬剤です。本来は2型糖尿病・肥満症の治療薬として承認されており、当院では自由診療として肥満・代謝改善の補助に使用する場合があります。薬剤はあくまで補助であり、食事・運動との組み合わせが前提です。
使用薬剤について — 肥満症の国内承認薬「ゼップバウンド」を使用します
当院の本プログラムで使用する薬剤は、肥満症治療薬として国内承認されているチルゼパチド製剤「ゼップバウンド」のみです。厚生労働省は2026年6月16日付で、GLP-1受容体作動薬等の適正使用に関する通知を発出しており、当院はその趣旨を踏まえ、2型糖尿病治療薬(マンジャロ等)や経口薬を痩身目的の自由診療に用いることはいたしません。チルゼパチドは米国等の諸外国でも肥満症治療薬として承認されています。薬剤は国内正規の医薬品卸業者から入手した国内承認製剤です。
本プログラムでの使用は「適応外使用」にあたる場合があります
本プログラムは、肥満症治療の保険診療基準(下記)に必ずしも当てはまらない方を対象としています。そのため、当院でのゼップバウンドの使用は、国内で承認された効能・効果の範囲外にあたる適応外使用となる場合があります。当院が国内正規品を用い、医師の管理のもとで適正に処方する場合であっても、この位置づけは変わりません。適応外使用によって万一重い副作用が生じた際には、医薬品副作用被害救済制度の対象とはなりません。承認された範囲での使用と比べ、長期的な安全性・有効性が確立されているわけではない点も含め、こうしたリスクを十分にご理解・ご納得いただいたうえで取り組んでいただくプログラムです。
For whom
こんな方に向いています
肥満症の診断基準を満たす方へ
高血圧・脂質異常症・2型糖尿病などを伴い、肥満症の診断基準を明確に満たす方には、保険診療による肥満症治療薬(ゼップバウンド等)が適応となる場合があります。これらは施設要件や一定期間の食事・運動療法が前提となるため、必要と判断した場合には、当院から適切な医療機関(地域の基幹病院など)をご案内します。本プログラムは、そうした保険診療の枠に必ずしも当てはまらない方の体質・代謝改善を補助するものです。
Program flow
プログラムの流れ
初回評価・血液検査
医師が現在の健康状態・生活背景を丁寧に確認します。血液検査結果をもとに処方可否を判断します。
ライフスタイルカウンセリング
食事・運動・生活習慣について個別に確認し、無理なく続けられる方針を一緒に考えます。まずは生活習慣の改善を治療の土台として取り組みます。
必要に応じたGLP-1RA処方・指導
全員に処方されるわけではありません。食事・運動の取り組みを前提に、評価結果を踏まえ、安全が確認された方のみに処方します。自己注射の手技指導も行います。
月1回の定期フォローアップ
数値の変化・副作用・生活の変化を確認しながら継続します。目安は6か月程度。以降は状況に応じて個別対応します。
Safety
副作用・リスクについて
| 主な副作用 | 備考 |
|---|---|
| 吐き気・嘔吐・下痢・便秘 | 開始後数週間や増量時に多く、徐々に軽快するケースがほとんどです。 |
| 食欲不振・倦怠感 | 体重減少と関連することがあります。 |
| 低血糖 | 単独使用では少ないですが、併用薬によっては注意が必要です。 |
| 急性膵炎・胆石・胆嚢炎 | 頻度は高くありませんが、重大な副作用として報告があります。強い腹痛などがあれば速やかに中止し受診を。 |
| 甲状腺に関する注意 | 動物実験で甲状腺C細胞腫瘍の報告があります(ヒトでの関連は確立していません)。甲状腺髄様癌の既往・家族歴のある方には使用しません。 |
| 注射部位の腫れ・痛み | 継続使用で軽快することもあります。 |
| 脱毛症など | 報告があります(特に急激な体重減少時)。 |
個人輸入によるGLP-1RA使用は絶対にお控えください
海外から個人輸入された医薬品には、偽造品・粗悪品が混入するリスクがあり、品質も安全性も保証されません。重篤な健康被害が生じても十分な対応が困難です。当院では国内正規の医薬品卸業者からの薬剤のみを使用し、医師が管理・処方します。なお、適応外使用にあたる場合は医薬品副作用被害救済制度の対象外となる点は、個人輸入か否かにかかわらず共通します。
Contraindications
治療対象外となる場合があります
- 妊娠中・授乳中・妊娠の可能性のある方、および妊娠を計画している方
- 甲状腺髄様癌の既往または家族歴のある方、多発性内分泌腫瘍症2型の方
- 1型糖尿病の方
- 重度の消化器疾患・膵炎の既往がある方
- 重篤な腎・肝障害を有する方
- 精神疾患や摂食障害のある方
- 18歳未満の方
- その他、医師が適切でないと判断した場合
Important notes
自由診療に関する注意事項
- 本治療は健康保険の適用外です。すべて自己負担となります。
- 診察料・検査料・薬剤費はすべて別途料金がかかります。
- 本プログラムでのGLP-1RAの使用は適応外使用にあたる場合があり、その場合は医薬品副作用被害救済制度の対象外です。
- 診察・検査・投与済みの薬剤など、すでに提供した医療行為については、効果が不十分であった場合や治療を中止された場合を含め、返金はいたしかねます。
- 処方された薬剤は、ご自身の治療のみに使用してください。第三者への譲渡・販売(SNS等を通じたものを含む)は法律で禁止されています。
- 副作用や異常を感じた際は速やかに注射を中止し受診してください。
First visit
初回診療の一例
※初回カウンセリング料(基本診察料)は、処方の有無にかかわらず、医学的評価と生活指導に対していただくものです。診察の結果、適応がないと判断した場合は、生活指導を行ったうえで終了となります。
※初回の健診パッケージは、処方可否を当院の責任で判断するための検査一式です。他院・職場健診の結果はご持参いただければ診察の参考にしますが、パッケージ費用の減額はありません。
※標準的な進め方では2.5mgで開始し、体調を確認しながら4週を目安に5mgへ増量します。増量の要否・時期は診察の上で判断します。
※6ヶ月継続した場合の総額の目安は約28.6万円です(初回費用¥19,700・導入期1ヶ月・維持期5ヶ月の薬剤費・各回の診察料を含みます)。
※お支払いは診察・処方の都度となります。複数月分の前払い・コース契約は行っていません。
※初回ご希望の場合は2週間分(¥13,500)からの処方も可能です。その場合、2週間後の再診時にも診察料2,900円が別途かかります。
※効果や必要な用量には個人差があります。
※検査費用が別途必要となる場合があります。詳細は受診時・カウンセリング時にお気軽にご確認ください。
まずは通常診療としての生活習慣病健診のみを受けていただくだけでも構いません。プログラムに関心がある場合は、健診結果説明時にお申し出ください。
無理な勧誘・継続の強要は一切行いません。
なお、お電話では本プログラムの治療内容・費用に関するご案内は行っておりません。ご質問は本ページの内容をご確認のうえ、受診時に医師へ直接お尋ねください。
自分に合った治療かどうか心配な方
