よしもと
地域の皆さま、こんにちは。いつも当院の運営にご協力いただき、誠にありがとうございます。
ここ数日、旭川市および周辺地域ではインフルエンザウイルス感染を中心に、感冒が非常に流行しています。
旭川医師会を通じて、小学校・中学校での学級閉鎖・学年閉鎖の連絡も相次いでおり、地域全体で感染が広がっている状況です。
当院では、新型コロナウイルス抗原・インフルエンザウイルス抗原の同時検査キットを用いて検査を行っています。
当院における最近の傾向としては、インフルエンザ感染の方が6〜8名に対し、コロナ感染の方が1〜2名程度といった割合で見られています。
北海道の各種感染症、詳しい感染状況は 北海道感染症情報センター で確認することができます。
当院でも、発熱や咳、喉の痛みといった症状で受診される方が急増しています。
インフルエンザの典型的な症状としては、
- 発熱(目安としては37.5℃以上)
- 全身の倦怠感・関節痛
- 咽頭痛や鼻水
などが挙げられます。
一方で、軽い発熱や喉の違和感、咳だけといった軽症例も多く見られます。
こうした場合でも油断せず、周囲への感染拡大を防ぐために以下の点を心がけましょう。
- 発熱・咳・喉の痛みがあるときは、無理に登校や出勤をせず安静に過ごしましょう。
- マスクの着用・手洗い・うがいを心がけ、周囲への感染拡大を防ぎましょう。
- 室内は乾燥しすぎないように注意し、加湿器や濡れタオルなどで適度な湿度(50〜60%程度)を保つようにしましょう。
乾燥は喉の粘膜防御を弱め、感染を広げやすくします。 - 症状が強い場合や長引く場合は、解熱鎮痛薬などで様子を見ながら、平日のうちに医療機関へ相談・受診しましょう。
感染が広がる時期ほど、しっかりと休養をとり、体調を整えることが大切です。
今後も地域の感染状況を注視しながら、皆さまの健康を守るための情報を発信してまいります。
よしもと
最後までお読みいただきありがとうございました。
